豊郷地区社会福祉協議会では、7月6日(土)に豊郷地区市民センターで自治会長、民生委員児童委員、福祉協力員、社協理事による合同研修会開を実施し参加者は89名でした。
講師は株式会社アクシア代表取締役 永祚 純(えいそ じゅん)氏で「20年後の豊郷を考えよう」と題し講義をしていただきました。
20年後は団塊の世代が全員75歳以上となり、高齢化社会の進行と人口減少の深刻化が懸念され2045年問題と言われています。
地域の課題(自治機能の低下、空き家問題、ゴミ屋敷問題、治安悪化など)
解決に向け、地域と民間企業の合同で宇都宮還元プロジェクトを立ち上げました。
・プロジェクト内容として
1.地域のSDGs・3R推進
2.地域の安全構築
3.地域高齢者の生活改善
4.地域への還元を推進する
・具体的には
1.住まいと不用品の相談会
2.住まいと不用品の個別相談会
3.宮スマ講座(高齢者が住みやすい空間づくり)
このような取り組みについて説明されました。
次に15グループに分かれて地域の問題点について話し合いました。
・地域の共通問題点
1.空き家問題
2.少子化による高齢者の増加
3.高齢化による後継者不足
2回目の討議では問題解決について話し合いました。
・問題解決について
1.ゴミ問題の解決について
2.子ども食堂の活用について
3.インフラを活用した異常時の連携
・警察、消防、包括、業者
4.地域主催の集会や各種スポーツを通じての課題解決
さまざまな課題について発表し合い合同研修会を終了しました。
今回、合同研修会に参加された皆様からは活発な意見やアイデアが積極的に発言され有意義な研修会で盛り上がりました
豊郷地区社会福祉協議会 事務局長 北條 博