帝京大学宇都宮キャンパスでは、地域の方々の生涯教育の一助となることを目的とし、以下の公開講座を実施します。
ご参加お待ちしております。
大テーマ 学びのいろいろ ~教育・データサイエンス・カーボンニュートラル~
定員:各回とも50名
会場:帝京大学宇都宮キャンパス本部棟2階205教室
2024年9月21日 土曜日 午前10時から11時40分 (申込締切 2024年9月18日(水曜日))
- タイトル AI時代の英語教育:機械翻訳や生成AIを活用した教育実践と課題
- 講 師 斎藤 隆枝 帝京大学リベラルアーツセンター講師
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概 要 簡単な指示文を入力するだけで文章を作る生成AIや、瞬時に翻訳する機械翻訳の発展は英語教育にも大きな影響を与えています。本講座の前半ではこれまでの調査研究をもとに教育におけるAIツール使用の現状と課題について理解を深めます。後半ではAIツールの活用事例を通して、今後の英語教育やAIツールとの付き合い方について考えたいと思います。
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QRコードを読込むためのスマートフォンをお持ちいただけると便利です。
2024年10月12日 土曜日 午前10時から11時40分 (申込締切 2024年10月9日(水曜日))
- タイトル データサイエンスの実践-教育に関する質的データの分析-
- 講 師 守 一介 帝京大学リベラルアーツセンター講師
- 概 要 教育に関する研究では、質的データの分析によって、数値など量的データで取り扱える範囲とは違った知見が得られる場合が少なくありません。本講座では、小学校の具体的事例をもとに、子ども同士の話し合い活動とその指導に焦点をあて、質的なデータの分析を通じて、子どもたちがどのような話し合いをしていたか、話し合い指導の方法がどのように検討されていたかを明らかにする方法について理解を深めます。
2024年11月30日 土曜日 午前10時から11時40分 (申込締切 2024年11月27日(水曜日))
- タイトル 大江戸エコ・リサイクル事情とその背景
- 講 師 飽本 一裕 帝京大学名誉教授
- 概 要 江戸は当時、世界有数の大都市だったが、江戸時代末期に訪れた外国人が驚くほど清潔で整然とした街並みを誇っていた。その伝統は現在の日本の街に受け継がれ、インバウンドに高く評価されている。その背後に宿った高い精神性は江戸時代以降も脈々と受け継がれ、大正期に在日フランス大使として何年も滞在したフランスの英雄的外交官兼大詩人ポール・クローデルも、この世に一つだけ残してほしい民族があるなら、それは日本人だと絶賛した。この講演では、江戸の上下水道網、様々な物資のリサイクル、育児・教育法等々、精神的・文化的背景も含めて探訪し、日本人の伝統的精神性の理解を深め、現代の多様にして複雑、そして深刻な環境問題にどのように活かせるかを考える契機としたい。
詳細の確認、申し込みは以下の帝京大学のホームページからお願いします。